2019ブリード総括~オオクワガタ編~
今回は、国産オオクワガタの19-20シーズンの総括をさせていただきます。
19-20シーズンのブリードは愛知県祖父江産オオクワガタの1系統のみのブリードとなりました。
種虫は、FORESTER氏より譲り受けた個体を使用しました。
♂親78㎜×♀親46㎜
祖父江の魅力は何といっても、スタイリッシュな大顎にあります。
♂親はとても美形なので、これを引き継ぎつつサイズアップを目標としました。
目標サイズは80㎜UPです。
2019年4月にペアリング、産卵セット投入。
1ヶ月で割り出しを行いました。当然のことながら、ほぼ卵での割り出しです。
5月、初令幼虫を200㏄菌糸カップにて管理。
6月、二令幼虫を800㏄菌糸ボトルへ投入。
9月、雌雄判別後に♂は1500㏄、♀は800㏄ボトルへ。2本目。
この時点で♂幼虫の最大体重は29gでした・・・。
12月、3本目へボトル交換。
最大体重は34gでした。
♂は5月後半から羽化開始。
サイズは78~80㎜UPが中心でした。最大82㎜。
美形の良個体で80㎜UP。とても満足です。
今期使用した菌糸は、プリンカップではエレメント、SRDブナ。
ボトルからは、WISH-A、WISH-K、カンタケ(神長)と3種類を試しました。
結果からすると、ボトルで使用した菌糸については大差はありませんでした。
ここから先は、温度管理や他要因の方が重要になってくることでしょう。
因みに、WISHは、オオクワ界の重鎮である元木氏の御用達ということで、試しに使ってみましたが、
使いやすさ、コスト面からみても非常に良かったです。
また、祖父江産オオクワガタを継続するに当たり、本家SHOP「M」さんに補強の相談をしようと思い、
初めて問い合わせをしたところ、何だか体よくあしらわれた感がありまして、残念ながら補強は断念しました。
SHOPって、相性ありますよね。。。
というわけで、21-22シーズンはブリードをするのであれば、インブリードのみとなりますが、やるかどうかはまだ決めていません。
国産オオクワガタは、酔いどれ氏からの奈良輪川西幼虫(関東奈良輪565系統)×5頭が今年羽化予定です。
また、久留米親虫を、めんT氏より譲り受けましたので、こちらは今年ブリード予定です。
詳細は、随時UPしていきたいと思います。
最後に、
祖父江オオクワLOVE!!!
そんなクワバカにオススメの本はこちらです↓笑
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